1. 日比谷国際ビルの古地図(江戸切絵図)

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日比谷国際ビルの古地図(江戸切絵図)

2020.12.06

いつもかつ吉をご愛顧頂きありがとうございます。コロナの影響などある中、毎日沢山のお客様にご来店頂いております。心より御礼申し上げます。

さて今日はかつ吉日比谷国際ビル店の江戸切絵図をご紹介します。先日弊社のスタッフより「この古地図は貴重な物です。お客様に伝えられたら喜ばれますよ!」というアドバイスを受けました。

 

 

日比谷国際ビルには6つの古地図を飾っております。幅1メートル角のサイズが5つ、幅3m近くもある特大の物が一つあります。

このお店を開業した2014年に保管していた「水道木管」の利用を考え、そこから発想が繋がり、この古地図を飾ることにした経緯がございます。

 

 

額縁として用いた古材は玉川上水で使われていた「水道木管」です。50年ほど前に四ツ谷駅の地下鉄工事をしている際に発掘されたものです。かつ吉創業者吉田吉之助がこれを譲り受け、2代目吉田次郎が小淵沢の倉庫で保管しておりました。

 

 

約半世紀の時を経てここ内幸町に復活した額縁に何が似合うかと考えて、こちらも長く保管しておりました「江戸切絵図」を入れて飾っております。

 

 

古材と石のコントラスト。日本の文化に感謝し飾っております。

 

 

入口近くより「赤坂」「本郷湯島」「外櫻田・永田町」「青山」「四ツ谷」の順に飾っております。いらっしゃった際には是非ご覧ください。

※ランチタイムのピーク時など、他のお客様がお座りになっている際はお近くでご覧いただけないこともあります。ご了承下さい。

 

 

赤坂

 

 

本郷・湯島

 

 

外櫻田・永田町

 

 

青山・澁谷

 

 

四ツ谷

 

 

こちらは店内に入って右側にある大きな江戸切絵図。御城(江戸城)を中心に東西南北の地図が描かれています。

 

 

元々の古地図が大き過ぎて額装する際に上下左右を切っております。

 

 

こうして見ると御城(江戸城)の大きさが伝わってきます。

 

 

大名の名が連なって書いております。聞くところによると古地図の道路はかなり正確で、現在の道路と重なる部分も多くあるようです。古地図を片手に都内を散策するツアーもあるようです。日本の歴史が時空を超えこうやって残っていることに感謝いたします。

 

 

こちらは川端康成氏に書いて頂いた「亥」です。こね鉢に彫って緑青で仕上げた物です。丸五(秋葉原)のご主人に開店祝いとして寄贈頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様のご来店を日比谷国際ビル店スタッフ一同お待ちしております!

 

〒100-0011
東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビルディングB1F
かつ吉日比谷国際ビル店 050-3171-7430 (お席のご予約はお早めにお願いします)

 

 

 

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