1. 大国を治めるは小鮮を煮るが如し

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大国を治めるは小鮮を煮るが如し

2022.01.28

いつもかつ吉をご愛顧いただきありがとうございます。

まん延防止等重点措置期間に入り、営業をしながら日頃手の届かない場所の掃除を進めております。

先日ふとこの看板が目に入り、周辺の清掃を行い、写真を撮りました。創業者と先代が大切にしていた言葉です。少しだけ紹介させていただきます。

 

『治大国若烹小鮮』老子の翻訳(第60章)

(読み方)『大国を治むるは小鮮(しょうせん)を烹(に)るが若し』老子の翻訳、第六十章

(現代語訳)大きな国を治める時は、小魚を煮る様に無闇にかき回さずじっとしたほうが良い。

 

 

創業者吉田吉之助や先代吉田次郎が大好きだった老子の言葉です。渋谷店の開業時に材木へ彫り、カウンターの奥に飾っています。

創業者吉之助は『国を治めることと小魚を煮ることは突きつめれば共通点があるのですよ。それだけ『食』に携わる仕事は崇高なのですよ』ということを仲間達に伝えたかったのだと思います。

先代の次郎もこの言葉の意味を私達に繰り返し伝えていました。

 

 

この書の下には旧東芝副社長の川西剛さんの記事も飾っております。国を治めることも会社を繫栄させていくことも、大事なのはリーダーシップ。そして最も大切なのは『訓令』だと仰っています。

コロナ禍のように先の見えない時代にはまさにこの『訓令』が大切なのだと痛感をしております。これからもこの言葉を肝に銘じ商売をして参ります。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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