(日本語) 信州の人 米田健三 『「かつ吉」主人・吉田吉之助』
(日本語) ※表題の為敬称略
かつ吉各店の店内に飾られている書や骨董、歴史、かつての仲間をご紹介していきます。
かつ吉の創業者であり、先代の店主でありました故吉田吉之助は、明治43年にこの世に生を受けてより、戦前、戦時、そして戦後の日本において、まさに「波乱万丈」というべき生々流転の人生を生きました。
激動の人生を生き抜く中で、様々な職や事業に従事し、最後にその生涯の生業として創り上げ、ようやく残したものが、今日も東京の地で営業を続けさせていただいております、かつ吉・菩提樹です。
吉田吉之助の生涯とその人物について、長野県人会殿発行の『信州の東京』という機関誌(昭和56年4月号)に、『「かつ吉」主人・吉田吉之助』と題し、寄稿された記事がございます。
「著名であるか否かを問わず、それぞれの場で精いっぱい生き抜いてきた人の人生には、何か必ず光るものがある。」
という書き出しで始まる10ページほどのこの文章は、米田健三先生による軽妙な筆の力で、生前の吉田吉之助の姿を活き活きと甦らせてくださいます。ぜひ一度、お読みになってみてください。
(日本語) 信濃毎日新聞(2017.1.22)
『東京の信州』
創業者故吉田吉之助の記事が掲載されました。
山翠楼五十周年記念号
吉田吉之助著 昭和47年9月 東京名物研究会刊
(題字の篆刻(てんこく)『有由有縁(よしありえんあり)』は
遊記山人・宮田武義氏の作)
吉田吉之助編著 昭和51年6月 菩提樹発行
(題字は米寿の松翁・外岡松五郎氏
元ヤマサ醤油株式会社常務取締役による)